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2020年1月19日日曜日

【安い割に快適】ワークマンのメリノウールソックス【税込580円~780円】

【2020年6月4日更新】
ワークマンのメリノウール糸を使った580円のソックスを昨年購入した。

このソックス、一言で言えば安い割に快適。
メリノウール糸を使用していて、つま先とかかとにパイルによりクッション性があることが特徴。

更にフィット性もなかなかのもので靴の中でもずれにくく、1日中履いても冷えないし蒸れないし不快感なく過ごせる。これで580円というのはコストパフォーマンスが良い。

ワークマンのメリノウールソックスで一番気に入っているところ


一番気に入っているところはフィット感だ。

たまたま私の足に合う作りだったのかもしれないが、ピタッと足にくっつきずれないのである。

ルームウェア用に作られたちょっと緩めのウールやカシミヤの靴下ではこうはいかず、なんというか纏わりつく感じがしたり時々ずれてしまうといった欠点がある。なのにそれよりずっと安価なこのワークマンのメリノウールのソックスはそれがないので大変気に入っている。

更に気温が下がれば、厚手のスマートウールの靴下やcorgiのカシミヤのルームソックスを使うことになりそう。ただ今年に限って言えば暖冬なのでワークマンのメリノウールソックスで全然問題なく過ごせている。

1~2年は使いたいと思っているので負荷分散のため2020年1月に2足買い足し、昨年11月に購入したものと合わせて計7足(1週間分)でローテーションできるようにしている。

仕事用にはイギリスにあるcorgiのウールのロングホーズを使っているので主に休日の外出時や帰宅後の室内履きとしての使用になるので多分大丈夫だと思っている。

【耐久性以外はソックスに最適】ウールの特徴【断熱性・吸湿性・クッション性】


ウールという素材は衣類は勿論のこと住宅の断熱材としても使われることがあるなど熱伝導率が低く(捲縮により空気の含有量が多い)、更に綿やアクリルと比べ吸湿性が高い、更に肌にくっつきにくいといった特徴もある。

ウールにもいろいろな種類があるがメリノウールは毛質が繊細で毛色は白く染色が容易なのが特徴。なので衣料品向きの素材といえる。

メリノウールというのはメリノ種の羊の毛だが、他の品種だとCheviotとかSuffolkなどがそこそこ有名だと思う。

衣料品では使われるウールには繊度幅が18μm~24μmくらいのものが使われることが多い。

最高級のメリノウールになると繊度幅が11.25μmとカシミヤよりも細くビクーニャ並みのももあるそうだ。そうしたものは高級なニットやスーツの生地に使われている。
高価な割に耐久性がかなり悪いので嗜好品だと思う。

そのあたりの話をより詳しく知りたければ「スーパーファイン・ウール購買ガイド(CCMI)」が参考になる。

普通のメリノウールも耐久性という観点からみるとそこまで優れているわけではない。特に靴下の素材として考えた場合、靴や床との摩擦により毛玉ができたりフェルト化しやすいなどの欠点がすこし目につくことになる。

一方、それを補って余る優れた特徴として保温性や吸湿性、クッション性があるため、登山などのアウトドア用途の靴下はメリノウールを使用したものが多い。

こうした優れた特徴を持つ靴下をアウトドア用途に限定してしまっては勿体ない。
なので例えば冬のフローリングなどを素足で歩くと足が冷たくなって仕方ないといった場合に活躍してくれとても重宝する。

アウトドア用途だけではなく、普段の生活での使用にも適しており、メリノウールの靴下が活躍できる場所は日常生活の中にたくさんあるといえるし、この快適さは実際使ってみないとわからないところがある。

ワークマンのメリノウールソックスのラインナップ


ワークマンのメリノウール糸を使用したソックスのラインナップは長さごとに3種類用意されている。ミドルとショートは580円だがRegular Lengthは780円と他よりも高価。
  • メリノウールミドルソックス
  • メリノウールショートソックス
  • メリノウールRegular Length※税込780円

色はグレー、カーキ、パープルの3種類。
素材は毛・ナイロン・ポリウレタン。
サイズはフリーサイズ(24.5~27cm)。

裏返してみると作りが少し雑な印象を受けるものの実際に履いてみるとずれたりもせずフィット感が良いことから不思議なことに不快に感じるといったこともなく、保温性も普段のウォーキングなどを日常生活や軽い運動で使う場合においては十分だと感じた。

「FieldCore」というロゴがあるがこれはなくて良いと思う。

【アウトドアブランドの定価の1/3】メリノウールソックスでは抜群に安いワークマンのメリノウールソックス

メーカーのサイトからの引用となるがこのフィールドコアというソックスは、
ワーキングウェアで培った高品質・高機能をアウトドアウェアへ。ファッショナブルなデザインで作業服のワクを越えたFieldCoreはアウトドアブランドの定価の1/3を目指して開発されました。『山』をイメージしたロゴは大自然へ出かけたくなる気分にさせてくれます。「ワークマンオンラインストア」より引用
と記載されているとおり、caravan、Icebreaker、mont-bel、Smartwool、POINT6などのブランド物と比べると安い。

デザインはmont-belのメリノウール サポーテック トレッキング ショートソックス(価格1,900円)に似ているような気がした。

店員の話では評判がよく良く売れているとのことで、近くの店では11月には棚いっぱいに陳列されていたものの、1月中旬にはメリノウールミドルソックスは売り切れており、パープルのメリノウールショートソックスが数足残っているだけだった。

メリノウールのソックスを使ってない人も多いと思うので補足するとよくある綿のソックスと比べ毛玉がはるかに多くできるし見た目はすぐに悪くなる。見た目重視なら毛玉取りが欠かせないし、毛玉や毛羽立ちが嫌だけど手入れも面倒と思うようであれば買わないほうが良い。

ワークマンのメリノウールソックスの評価

3足で1000円くらいのニューバランスとかNIKEのロゴの入ったソックスよりも長持ちしないだろうしその割に高いじゃないかと思う人もいるかもしれない。
とはいえ、綿の安いソックスよりかなり快適、それでいてアウトドアブランドの1足1000円台半ば~の価格帯のソックスと比較すると安いということで、この商品の意義は大きいように思った。

近くにワークマンがあって気になるなら580円なのでとりあえず1足買って試してみても良いと思う。

今年の冬は部屋着を見直してみた。今回紹介した580円のワークマンのメリノウールソックスに初売りのセールで半額になっていた5,000円のユニクロのタートルネックのニット、去年の11月に7,000円くらい(6~7割引きくらい)で売られていたJOHN SMEDLEYのニットのパンツ、7,8年くらい前に1万5千円弱くらい(これでも半額)で購入したN.PEALのカシミヤのジップアップベストの組み合わせで結構暖かく過ごせている。

【価格は200円高い780円(税込)】ラインナップに Regular Lengthが追加【2020年2月20日追記】

2020年2月10日にワークマンに立ち寄ったところ、メリノウールソックスのラインナップが追加されていた。

 追加されたのは、「Regular Length」というライン。

丈の長さは23㎝くらい(平置きで計測した場合)で、ヤフープレミアムの2000円OFFクーポンを使って購入したスマートウールの「スマートウール PhD アウトドアミディアムクルー」と同じくらいの長さ。

ショートソックス(アンクレット)やミドルソックスだと冬場は少し足元が冷えるような感じがしたのでこの長さのソックスはそれなりの需要が見込まれる気がする。

 別にスマートウールとかの高いソックスでなくでもそこまで気にならないという人はまあまあ多い気がするのでこれは今後それなりのヒット製品になるのではないかと思った。

ちなみに、スマートウール PhD アウトドアミディアムクルーとの比較で言えば、肌へのあたりは少しソフト。ホールド性は同じくらい。価格差がかなりあるので全然違うのかなと思ったがそんなことは全くなく、ソフトな方が好みという場合だとこっちで十分。1日履いていてもだらっとすることもないし、780円のソックスとは思えない完成度である。

ただ、このRegular Length、使っている生地が増えているためか、値段も580円ではなく780円。他のソックスと比べると200円高くなる。まあそれでも他社比較では安い。

長さごとの使い分けであるが、冬場はショートタイプだと少し寒さを感じてしまうのでレギュラータイプが良いが、最高気温が25℃を超えてくるような初夏だとショートタイプが良い。長さの違いは意外と大きい。

ワークマンのメリノウールソックス税込580円
ワークマンのメリノウールショートソックス 税込580円
2020年1月に2足買い足した


ワークマンのメリノウールソックス つま先
ワークマンのメリノウールショートソックス つま先
ワークマンのメリノウールソックス かかと
ワークマンのメリノウールショートソックス かかと


ワークマンのメリノウールソックス 裏側
ワークマンのメリノウールショートソックス 裏側
ワークマンの靴下 中国製
ワークマンのメリノウールショートソックス 中国
ワークマンのメリノウール Regular Lengthソックス(税込780円)
ワークマンのメリノウール
Regular Lengthソックス(税込780円)

ワークマンのメリノウール Regular Lengthソックス(税込780円) 裏側
ワークマンのメリノウール
Regular Lengthソックス(税込780円) 裏側

ワークマンのメリノウール Regular Lengthソックス(税込780円)裏側踵部分
ワークマンのメリノウール
Regular Lengthソックス(税込780円)裏側踵部分
ワークマンのメリノウール Regular Lengthソックス(税込780円)パッケージ
ワークマンのメリノウール
Regular Lengthソックス(税込780円)パッケージ

スマートウール PhD アウトドアミディアムクルー
他社製のソックスとの比較
スマートウール PhD アウトドアミディアムクルー
他社製のソックスとの比較
スマートウール PhD アウトドアミディアムクルー 裏側
他社の靴下との比較(スマートウール 裏側)
他社の靴下との比較(スマートウール 裏側)
パイル部分が綺麗





他社の靴下との比較
他社の靴下との比較
ShetlandとDonegalWoolを使ったShootingSocks
裏側も比較的綺麗に処理
他社の靴下との比較(スマートウール)
ShetlandとDonegalWoolを使った他社のShootingSocks